犬や猫に噛まれた

最終編集日:2022/3/30

犬や猫にかまれたときには、患部を流水でよく洗ってから出血箇所を止血します。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・傷が深く、骨や関節にまで達している
・傷口が裂傷になっている
・出血が止まらない
・ひきつけなどのショック症状を起こしている
・呼吸が苦しい


医療機関を受診

数日たっても次のような症状がある場合は受診を検討します。
・患部が腫れて、熱をもっている
・日を追うごとに痛みがひどくなってきた
・足の付け根や、わきのリンパ節が腫れている
・発疹がある
・発熱、悪寒、頭痛、嘔吐などの症状がある


様子をみる

・傷が浅く、痛みがおさまってきた
・時間とともに腫れや赤みが引いてきた


セルフケア

犬や猫などの動物にかまれたときには、まず患部を流水で洗います。5分程度は水を流しっ放しにしてよく洗い、そのうえで出血している場合には患部を圧迫して止血します。血が止まったら、被覆材などで患部を保護します。
犬や猫などの口内には多くの菌が存在しているため、かまれた傷から感染症を発症することがあります。犬の場合は破傷風や狂犬病、猫の場合はパスツレラ症やバルトネラ症が知られています。猫にかまれたり、ひっかかれたりした場合は、意外に傷が深く、感染を起こしやすいので注意が必要です。
日本ではペットへのワクチン普及により破傷風や狂犬病の発症例はほとんどありませんが、海外旅行中に動物にかまれた場合などにはすぐに医療機関を受診したほうがよいでしょう。パスツレラ菌やバルトネラ菌に感染した場合には一定の時間が経過してから患部の激痛や腫れ、発疹などの症状が現れます。この場合にも医療機関での治療が必要です。

監修

東京医科大学 医学教育学分野 准教授 東京医科大学病院 総合診療科

原田芳巳

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