日焼けがひどい
最終編集日:2022/3/30
ひどい日焼けをしたときには、患部を冷やし、刺激を与えないようにすることが大切です。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
・日焼けした範囲が広く、水ぶくれができて、やけどのようになっている
・発熱や頭痛、嘔吐などの症状がある
・脱水症状を起こしている
・熱中症のような症状がある
医療機関を受診
数日たっても次のような症状がある場合は受診を検討します。
・眠れないほどの痛みがある
・赤みが引かず、ヒリヒリした痛みがつづいている
様子をみる
・時間とともに痛みが弱くなり、赤みも引いてきた
・患部がかゆくなってきた
セルフケア
日差しが強い日に長時間屋外にいたり、ビーチでうっかり眠ってしまったりして、思った以上のひどい日焼けをしてしまうことがあります。皮膚が真っ赤になり、痛みを感じるほどの日焼けをしてしまったときには、まずシャワーなどの水で患部を冷やしましょう。水ぶくれができている場合にはつぶさず、冷やした後にばんそうこうやガーゼなどで患部を保護します。
また日焼けした皮膚からは水分が失われているため、脱水症状を起こさないよう、いつもより多めに水分補給をしましょう。日焼けをした皮膚には肌にやさしい処方の保湿剤を塗り、肌を締め付けない、ゆったりとした服装に着替えます。
ひどい日焼けが治まるまでには3日から1週間ほどかかります。その間は入浴時にも香料の入った石けんなど刺激の強いものは使わず、表皮がむけてきても無理に剥がさないようにします。日焼けした皮膚にできるだけ刺激を与えないよう注意しながら、皮膚が再生されるのを待ちましょう。
監修
東京医科大学 医学教育学分野 准教授東京医科大学病院 総合診療科
原田芳巳
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