気になる足のムレ、どう防ぐ?

最終編集日:2026/1/12

冬は空気が冷たく乾燥していますが、足元はムレやすく、臭いが気になるという人も少なくありません。

足の裏は体温調整のための汗腺(汗の出口)が多く分布しており、もともと汗をかきやすい部位です。さらに、厚手の靴下や防寒性の高い靴、ブーツなどによって足が密閉されると中の温度が上がり、汗が蒸発しにくく湿気がこもりやすくなります。この湿気を放置すると、時間とともに雑菌が繁殖し、臭いの原因につながることがあります。


汗そのものを完全に止めることはできないため、「ムレさせない工夫」を取り入れることが、ムレと臭いを抑えるポイントになります。



●足を清潔に保つ

入浴時は、足の指の間や爪と皮膚のすき間まで、石けんで丁寧に洗いましょう。汗腺の多い足は、汚れや古い角質がたまりやすい部位です。古い角質を落とす効果や殺菌作用をもつ「足用石けん」を取り入れるのもひとつの方法です。

洗ったあとは、水分が残らないようにしっかりと乾かすことが大切です。湿った状態のままだと雑菌が増えやすく、臭いの原因になることがあります。



●靴を工夫してムレを防ぐ

毎日、同じ靴を履き続けると、靴の内部に湿気がたまり、雑菌が増えやすくなります。1日履いた靴は数日休ませ、しっかり乾燥させることを意識しましょう。通気性の良い靴を選ぶ、職場ではサンダルに履き替えるなどの工夫も効果的です。履き替えが難しい場合でも、ときどき靴を脱いで湿気を逃すだけで、ムレの軽減につながります。



●対策グッズを上手に取り入れる

吸湿性や消臭効果のある靴下や中敷きを使うと、足のムレや臭いを抑えやすくなります。さらに、足に直接使う消臭スプレーやクリームなど、市販のフットケア用品を取り入れても良いでしょう。

生活スタイルに合わせて、続けやすいアイテムを選ぶことが習慣化するコツです。



●手足高温浴で汗を軽減

汗をかきやすい人には、「手足高温浴」がおすすめです。

43℃前後のやや熱めのお湯を浴槽に少なめに張り、風呂用のいすに腰掛け、両足の膝下・両腕のひじから先だけを10〜15分ほど浸します(いすがない場合は四つ這いでもOK)。

まず、手足を温めることで血流がよくなり、自律神経のバランスが整いやすくなるといわれています。これにより、緊張やストレスで起こる過剰な発汗が落ち着くことが期待できます。さらに、手足の汗腺が適度に刺激されることで発汗機能を高め、サラサラで蒸発しやすい「いい汗」をかきやすくなるといわれています。



足のムレや臭いは、日々のちょっとした工夫で軽減が期待できます。

靴選び、洗い方、対策グッズなどを組み合わせて、冬でも快適な足元を保ちましょう。


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監修

みんなの家庭の医学メディカルチーム