人とのちょうどよい距離感を見つけよう

最終編集日:2023/4/10

春から環境が変わり、新しい人間関係を築いている最中という人も多いのではないでしょうか。職場、学校、近所、趣味の場、家族を通じたつながりなど、どのような人と付き合うにしても、関係を良好にするためには「距離感」は非常に大切です。それでは、ほどよい距離感とはどのようなものでしょうか。


●距離感に正解はない

相手との距離感で悩むとき「距離が近い」もしくは「距離が遠い」ことが問題になるかと思います。しかし、この距離感の取り方や心地よさは人それぞれであり、自分は違和感を覚えていても相手はちょうどよいと思っていることもあります。性格や年齢、属性や性別などで一概にこれが正解といえないことは、ご存知のことかと思います。

では、どうやってほどよい距離感を見い出したらいいのか、それは自身の経験から導き出すものではないでしょうか。過去の人間関係の成功や失敗、傷つけたり傷つけられたりした苦い記憶、そういったものから試行錯誤して、生み出していくものだと考えます。


●距離感が違うなと思うときは

もし、相手との距離感が近すぎてストレスを感じているときは、プライベートの話は避けるようにする、会話は仕事や共通の話題のみにとどめるなどにしてみましょう。距離が遠すぎると感じるときは、会話の機会を増やす、共通の話題を見つけるといった工夫をしてみます。どちらの場合も、相手を尊重する気持ちを決して忘れてはいけません。


ほどよい距離感を見つけるために、相手との関係が近くなったり遠くなったりすることは一時的にストレスかもしれません。しかし、そうしているうちに相手への理解が深まり、やがて心地よいところが見つかることでしょう。そして次は、それを保つ努力をすることで、よりよい人間関係へと発展していくのかもしれません。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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