尿たんぱく「陽性」に。症状はないが再検査は必要?
2025/11/18
健康診断の尿検査で、尿たんぱくが陽性(+)と出ました。自覚症状は特にありませんが、何かの病気のサインでしょうか? 一時的なものなのか、再検査が必要なのか心配です。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
通常、健康な人の尿はごく少量のたんぱくしか検出されず、尿検査では陰性(-)を示します。尿たんぱくが陽性(+)となった場合、腎臓や尿路に何らかの問題がある可能性や、腎臓に負担がかかっている状態を示していることがあります。
ただし、尿たんぱくが陽性になる原因は、病気によるものだけでなく、一時的な体調の変化によるものもあります。尿たんぱくが出る日常的な要因は、以下のとおりです。
●高たんぱくの食事が続いている
●検査前に激しい運動をした
●精神的なストレスがある
●高熱が出た
●妊娠中である
これらの要因がある場合は、その状態から脱すれば数値が改善されることが多いです。
尿たんぱく(+)だった場合、一時的なものか、病気が原因なのかを判別することが大切です。
再検査が必要かどうかは、健診結果の判定を確認しましょう。再検査や精密検査の指示があれば、腎臓内科または泌尿器科を受診しましょう。まずはお近くの内科を受診し、必要に応じて専門医を紹介してもらうことも可能です。

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