満腹感を得られず、つい食べすぎてしまいがち
食べても食べても満腹感がなく、ついつい食べすぎてしまいます。仕事でいつもストレスがあり、それが原因かもしれません。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
食べることは、生きる喜びや楽しみでもありますよね。しかし、ストレスが原因で過食してしまうのであれば、今のご相談者にとって、食べることがストレスを取り除くための手段となってしまっているように感じます。
まず、食べすぎることなく、心身ともに健やかに過ごすための対処方法としては、ストレス発散のはけ口である、「食べる行為」とは違う形のストレス発散方法を探すことが大切です。
具体的には、夢中になれる趣味を探す、運動などで心地よい汗を流してみる、好きな音楽を楽しむなど、充実感やホッとした感覚になれる方法を見つけることです。新しい発散方法はすぐには見つからないかもしれませんが、あせらずに探してみてはいかがでしょうか。ストレス発散の手段として食べるのではなく、食べるということが楽しみになったらいいなという感じで取り組むことをおすすめします。
過食をくり返すことは、健康維持にも影響を及ぼしかねません。食事全体を見直し、自分に合ったエネルギー量を守り、1日3食、栄養バランスのとれた食事をとりましょう。早食いをしない、脂肪分を控えめにする、食物繊維をとる、間食や甘いものを控える、減塩を心がけることも大切です。
また、定期的に運動を行うこともおすすめします。健康のための運動については、歩行またはそれと同等以上の身体活動(生活活動+運動)を毎日60分以上(短い時間の累計でもよい)行うことが推奨されています。まずは、歩く時間を今よりも10分増やすなど、生活の中でなるべくからだを動かすようにしてみることをおすすめします。

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