求められる仕事レベルが上がりプレッシャー

今はプレッシャーから休職まで考えてしまうほど、つらい状態とのこと、あなたは上司に、今のつらい状況を相談していますか。仕事に関して悩んだ時には、まずは上司に具体的な状況を伝え、相談することがとても大切です。たとえ、休職したとしても、上司が現在の状況を把握できていないと、復職した後に、再び同じ問題を抱えることになってしまいます。相談するのはとても勇気がいることですが、ぜひありのままの気持ちを伝え、プレッシャーが大きいことを話してみてください。また、現在の仕事の負担を、どのように変更してもらえると気持ちや体調が改善されそうかなど、具体的な希望があれば併せて伝え、検討してもらうとよいでしょう。

　上司としては、あなたが休職をすることは望んでいないと思いますので、あなたが働き続けることができるよう、仕事の環境を改善してくれるかもしれません。仕事へのプレッシャーが軽減されれば、あなたのストレスも小さくなり、休職しなくてもすむという可能性もあると思います。

　また、職場には、産業医や保健師などの産業保健スタッフがいる場合があります。もし、上司に相談しても改善されなかった場合には、こういったスタッフに相談してみるのもひとつの方法です。現在の体調に関して相談し、休職についても、産業保健スタッフの意見を聞いてみるとよいでしょう。

　休職する方向となった場合は、一般的には医師の診断書が必要になりまます。ストレスから心身に症状が出ている時には、精神科・精神神経科・心療内科などの医療機関を受診し、主治医に状態を診てもらった上で、休職について上司や産業医と相談することになります。あなたにとって、休職することがいちばんよい方法なのか、休職する場合はどの程度の期間が適切かなどを話し合い、今後の対応を考えることになるでしょう。

　業務については職場内で相談し、体調面に関しては、まだ受診していないなら受診を検討してはいかがでしょうか。上司や主治医と一緒に、あなたにいちばん合う方法を探していけるとよいですね。