夫の知人の非常識なブログ
夫の知人が公開しているブログの文面が非常識で、見ると不快な気持ちになります。経済的弱者やお年寄りなどを「ジャマ者」「お荷物」などとして、悪く言うのです。以前、夫から紹介されて挨拶したときは、普通の印象でした。ブログを見なければいいと思うのですが、何とか止めさせたいと思ってしまいます。

女性/40代
2021/12/21
弱い立場の人を悪く言う内容は、読んでいて気持ちのよいものではないと思いますので、あなたが気分を害されるのも当然のことでしょう。
おそらくあなたは、正義感が強く、間違っていることやいけないことは正したい、という思いが強いのではないでしょうか。それはあなたの長所でもあり、よい方向に働くことも多いと思います。ただ、今回の件に関しては、少し冷静になって考えた方がよいように思いました。
この問題は、2つのポイントから考えることができるのではないかと思います。ひとつは、個人のブログであるという点、もうひとつは、あなたとはあまり接点のない、「夫の知人」であるという点です。
もちろんブログだからといって、何を書いてもよいわけではないでしょう。しかし、夫の知人は、あなたに自分の考えを強要したり、ブログを読むよう頼んでいたりする訳ではなく、あくまでも個人の意見を書いているにすぎません。たとえそれが不快な内容であったとしても、あなたの立場からそれを止めさせることは非常にむずかしいことでしょう。逆にあなた自身が、友人のよく知らない配偶者から、考えを改めるよう言われたとしたら、受け入れがたいと思うのではないでしょうか。
そう考えると、夫の知人の考えや行動は変えられないという前提で、あなた自身が変えられることを探していく方がよいと思います。そこで要点となるのは、その人が「夫の知人」である、ということです。あなた自身の親しい友人ではないので、その人とはほとんどかかわる機会はないのではありませんか。接点は、あなた自身が自ら見ているブログだけではないでしょうか。その人と価値観が合わなくても、あなたがかかわりを持たなければ、あなたの生活には何の影響もないはずです。
自分でも「見なければいい」とわかっていても見てしまうのは、悪い習慣になっている可能性もあると思います。その場合は、少し無理をしてでも、いったんその習慣を断ち切ることも必要です。例えば、ブログを見たくなったら、意識的にパソコンなどから離れる、趣味の時間に切りかえるなど、何度か繰り返してみてください。ブログを見る頻度が減ると、自然と気にならなくなってくると思います。
自ら進んで、不快な思いをするような行動を取るのは、とてももったいないことです。その時間を楽しいことに使えるよう、うまく気持ちを切りかえてみてくださいね。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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