あざができやすいのは血液の病気と関係ある?

女性/30代
2025/06/13

あざができやすいことが悩みです。血液の病気のサインということはあるのでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

あざは、ぶつけたりすることが原因で、皮膚の内側で毛細血管が傷ついている状態です。程度によりますが、通常、数日から数週間で自然に吸収されて目立たなくなり、消えていきます。また、ぶつけるなどの刺激がないにもかかわらず、小さな点状の出血斑(紫斑)が現れる「単純性紫斑」というものがあります。20〜40歳代の女性に多くみられ、過労や月経に関係があるといわれています。通常、紫斑が唯一の症状で、ほかに出血症状は認められず、紫斑は自然に消えていくので特に治療の必要はありません。


一方、血液の病気では、倦怠感や発熱、めまい、息切れ、動悸などの全身症状を伴うことがあります。歯肉から出血する、よく鼻血が出る、出血すると30分以上止まらないなど、あざ以外に気になる症状がある場合には、血液内科などへの早めの受診が必要です。


1カ月経過してもあざが消退しない場合や広がる場合、くり返し現れる場合には、かかりつけ医やお近くの内科への受診をおすすめします。治療が必要な病気の有無、経過の見方や生活上の注意点などについて医師に相談されると安心でしょう。



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