フォローアップミルクはどんなときに使うの?

2025/05/18
8カ月の子どもがいます。フォローアップミルクは、どういったときに利用するものかが知りたいです。育児用ミルクの代わりになると考えていいですか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
育児用ミルクは「母乳の代用品」として、母乳に近い成分でつくられています。一方、一般的なフォローアップミルクは離乳完了期の「牛乳の代用品」として、離乳食で不足しがちな栄養を補うために必要な成分が配合されています。
フォローアップミルクは、あくまでも栄養を補完するものです。フォローアップミルクのみを栄養源とすることはすすめられておらず、育児用のミルクの代わりにはなりません。
離乳食が3回になる頃は、必要な栄養の半分以上を食事からとるようになると同時に、好き嫌いや、食べむらなどがみられる時期でもあります。生後9カ月以降で離乳食がなかなか進まない子どもや、離乳食だけで栄養をとることが難しい場合には、たんぱく質やカルシウム、鉄などが多く含まれるフォローアップミルクを上手に利用されるとよいでしょう。
離乳食が順調に進み、食事から十分な栄養がとれているようでしたら、基本的にはフォローアップミルクは必要ありません。また、1歳になると牛乳を飲むこともできるようになるため、牛乳が飲めて食事がしっかりとれている場合にはそれで十分でしょう。
もしお子様の栄養面で不安なことがあるようでしたら、かかりつけの小児科医に相談されることをおすすめします。また、各自治体で乳幼児の栄養に関する相談窓口を設けているところもありますので、利用されるとよいでしょう。


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