鉄分が不足すると、どうなるの?

2025/01/15
「鉄分の不足に注意」とよく耳にしますが、鉄分が不足すると、からだにどんな支障が出るのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
鉄分とはからだに必要なミネラル成分の一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在するものです。鉄分が不足すると、ヘモグロビンを合成できないために赤血球自体が小さくなり、数も減ってしまいます。すると体内の組織に酸素を十分に行き渡らせることができなくなり、貧血を起こします。
鉄欠乏を起こす原因は、鉄分の摂取不足(ひどい偏食、極端な菜食)、需要の増大(急激な成長期、妊娠)、過剰な喪失(月経、消化管出血)、吸収不全(胃腸手術後、胃腸の吸収障害)などがあげられます。
出血が続いたり食べ物からの摂取不足で鉄の収支がマイナスになったりしても、肝臓などから貯蔵鉄を動員して足りない分を補うので、すぐに貧血にはなりません。しかし、マイナスの状態が続いて貯蔵鉄が枯渇すると、貧血が起こり、これを鉄欠乏性貧血といいます。鉄欠乏性貧血は、からだがひどい鉄欠乏の状態にあることを示しています。
一般的な貧血の症状には、顔色が悪い、動悸、息切れ、疲れやすい、耳鳴り、集中力の低下、寒さに敏感などがあります。ただ、貧血は徐々に進行することが多く、からだがその状態に慣れてしまい、貧血の程度が強いわりに気づかないことも多くみられるので注意が必要です。
鉄分はレバー、肉の赤身、かつお、なまり節、貝類のかき、あさり、大豆、生揚げ、納豆、きな粉、小松菜などの緑黄色野菜に多く含まれますので、日頃から積極的にとるようにしましょう。


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