三日坊主の性格が変えられずに落ち込む
私は何をやっても三日坊主で続かず、きちんとできません。片付けや家事など、自分でも目標を立ててみるものの、どれも達成できず、自分を変えたいのに変えられないことに落ち込みます。4歳の子どもがいますが、この三日坊主の性格が子どもにも悪影響なのではと悩んでいます。
女性/30代
2024/01/25
1つのことを根気強く続けるのは、なかなか難しいことですよね。目標を立ててみたものの長く続かなかったというのは、ご相談者だけでなく誰しも経験したことがあると思うので、あまり自分を責めないでくださいね。前向きに生活していけるよう、よい方法を考えていきましょう。
ご相談者も感じているように、もともと持っている性格は、すぐには変えられないものです。どうしても変えたい場合には、根気強く、時間をかけて取り組む必要があるでしょう。ただ、達成できなかった経験を繰り返すと、自信を失ったり、落ち込んだりしてしまいます。お子さんへの影響も気になるようであれば、少し考え方を変えてみてはいかがでしょうか。ご相談者の場合、何かを続けることが苦手なようですが、逆に得意なことや今までうまくいったことにはどんなものがあるでしょうか。性格を無理に変えるのではなく、自分ができそうなやり方で自分の長所や個性を生かしながら、目標に取り組むとよいかもしれません。
例えば、片付けであれば「今日はキッチンを片付ける」など、その日で終わらせることができそうな目標を立て、1カ所ずつ集中して片付けてみるのはいかがでしょうか。毎日同じことを続けるやり方でなくても、片付けや家事をこなす方法はあると思います。続けられないタイプの方は、同じ行動をすることに飽きてしまう傾向があると思われるので、毎日違う場所を片付けたり、違ったやり方で家事をしたりなど、飽きない工夫をするとよいのではないでしょうか。
長期的な目標を立てるよりは、今日1日、この数時間、あるいはご自身の集中力が続く時間でできそうなことを目標にしましょう。簡単なことであっても、達成できたという体験を積み重ねることが大切だと思います。また「続ける」というのは「習慣化させる」ことなので、生活スタイルの中にその行動をうまく取り入れることができるかどうかがポイントとなります。逆にいうと、大きな労力や時間を要するような行動だと、毎日取り入れることが難しくなります。
そして、ご相談者が「続かない」と悩んでいる内容が、家族や日常生活に多大な影響を与えるものでないのであれば、目標を達成すること自体にあまり縛られないほうがよいのではないでしょうか。そうすることで気持ちも前向きになり、お子さんにとっても、落ち込んでいるよりも生き生きしているご相談者のほうがよいことでしょう。お子さんは4歳とのことなので、片付けや家事で、できそうなことを手伝ってもらって、一緒に楽しみながら取り組むこともできるかもしれませんね。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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