友人の悩みを支えるためにできることは？

ご友人の悩みに寄り添うことでご自身もつらくなっていらっしゃるのですね。

現状、ご相談者がお一人でご友人を受け止めていらっしゃるため、ご自身の気持ちの負担も大きいですよね。しかし、悩んでいるご友人のお話を聴かないわけにもいかないと思いますので、とても難しいところですね。

それぞれのケースによって違いがあるので一概には言えませんが、心理的につらい状態にある方に寄り添って話を聴くというのは、良い対処方法ではあります。ただ、聴く側の負担が大きくなりすぎる状況は、双方にとってあまり良いことではありません。

場合によっては、話をしすぎることでご本人のつらさがより増してしまったり、聴いている方がメンタルバランスを崩してしまうこともあります。そのため、ご自身が体調を崩してまで聴きすぎることは避けた方が良いと思います。

ご友人を心配される気持ちも強いでしょうし、話を途中で区切ることはなかなか難しいとは思いますが、例えば、「今日は疲れているようだから早く休んで、また明日考えてみましょう」などと優しく伝えることで、ご本人が時間を区切ったり意識できるように、少しずつ変えていくのもひとつかと思います。

徐々に短くしていくことで、ご友人が自分自身で考えたり、気持ちを整理していく力が身に着いていく可能性もあります。

また、ご相談者もリフレッシュしたり、自分を労わる時間を持つようになさってくださいね。