健診で尿たんぱくが陽性に。泌尿器科への受診が必要？

尿検査は腎臓や尿路の状態を確認するために行われます。心身の疲れなどによる生理的なたんぱく尿（一過性にみられるたんぱく尿）は、健康診断などでよくみられる所見です。そのほか、一般的に尿たんぱくの出やすい日常の要因として、①高たんぱくの食事が続いている②検査前に激しい運動をした③検査前に強い興奮、感動④過剰なストレスを抱えている⑤38℃以上の高熱⑥妊娠中⑦便秘がひどい、などが挙げられます。これらの要因がある場合には、通常、その状態から脱すれば数値が改善されるケースがほとんどです。

ご相談者の場合、再検査の指示があるようでしたら、まずは泌尿器科受診をおすすめします。近隣に泌尿器科がない場合には、内科の受診でもよいでしょう。