便失禁のような症状に悩まされている

女性/40代
2024/08/04

数年前から、排便後に便が漏れる便失禁のような症状が続いています。最初は数回に1回程度、排便後に肛門付近に違和感が起こる程度でしたが、最近は毎回起こり、量も少しずつ増えています。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

便が少し漏れてしまう原因には、肛門括約筋の筋力低下や緩み、加齢や出産などがきっかけとなることがあります。また、量が多くなったり、頻繁になるような場合には、肛門括約筋の周辺の神経に問題がある可能性も考えられますので、受診の目安となります。


排便回数や便の性状は、からだの状態を示すひとつですが、便がゆるすぎるとこのような症状が出やすくなるため、日頃から便通を整えることも大切でしょう。


また、出産や肛門括約筋が弱くなることが原因で、症状が起こることもあるため、肛門括約筋を鍛える体操が有効なこともあります。

具体的には、お尻の穴をキュッと締める体操を一日に何回も行ったり、骨盤底筋体操と呼ばれる膀胱、尿道、子宮、腟などを支えている骨盤底筋を鍛えることが挙げられます。

骨盤底筋体操は、立った姿勢、座った姿勢、横になった姿勢などさまざまな体位で行うことができます。具体的な方法は以下の通りです。

1.からだの力を抜き、肛門と腟を締めて、ゆっくりと息を吐きながら4~5秒数えます。

2.息を吐き切ったら、息を吸いながら肛門と腟をゆっくりゆるめ、全身をリラックスさせます。

3.上記の動作を5回繰り返し、これを1日4回行います。


ポイントは、排便やおならを我慢する要領で肛門を締めたり、トイレで尿を止める要領で腟を締めたりすることです。毎日続けることで、徐々に筋肉が強くなり、締めっぱなしにできるようになります。2~3週間続けていくと効果を感じる方が多くなるため、症状の変化や経過をみながら、根気よく続けるとよいでしょう。


それでも改善がみられず、生活に支障をきたす場合には、肛門科を受診して、原因や治療の必要性、治療の方法やその選択肢などについてよく相談することをおすすめします。


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