複数の症状に悩まされている

症状がある場合、その症状に対応する専門科を受診することが一般的ですが、複数の症状がみられる場合、かかりつけの医師を決めて、そのかかりつけ医を中心に診察、治療をし、必要に応じて専門の科を受診することが多いです。

ご相談者の場合、高血圧については治療を受けているとのことですので、ご相談者のからだの状態をよくわかっている主治医の先生に、症状を軽快させる方法やその選択肢、今後の見通し、生活面でできる対策についてご相談されることをおすすめいたします。

診療科が多岐にわたると薬の兼ね合いや、からだ全体を総合的に診ていくといった点で、難しさが生じてくる可能性があり、かえってからだに負担がかかってしまう場合もあります。そういった点から、まずは主治医に診ていただき、ご相談者が気になっている症状について相談されるとよいでしょう。

背中の痛みなど整形外科に関わるような症状は、同じ姿勢をとり続けることでもよく起こる症状です。長時間の同じ姿勢を避けたり、可能な範囲でストレッチや体操などを行うことが有効な場合もあります。背中の痛みは、まれに膵臓や腎臓など内科的な問題によって起こることもあるため、その可能性についても次回受診の際に、主治医に伺ってみると安心でしょう。