Question

親の死・入院、異動、別居……心が折れた

半年間闘病していた母が、昨年死去。直後に、私の職場で不本意な部署異動があり、その後、父も入院生活に。年明けになると、妻が別居したいと言い実家へ帰ってしまい、子どもともあまり会えなくなってしまいました。あまりにいろいろありすぎて、心が折れてしまいました。今の仕事も不慣れな内容で、手につきません。

男性/50代

2021/12/21

Answer

半年という短い闘病後のお母様の死。気持ちの整理がつかないうちに、部署異動に伴う不慣れな仕事への対応を迫られる。また、お父様の入院生活が始まったところで、奥様が実家に帰ってしまうといったことが重なってしまったのですね。現在のあなたは、心身ともに大変疲れてつらいにもかかわらず、どこから手を付けたらいいのか考えがまとまらず、とても苦しい状態だとお察しします。


人生の中の一大事が同時に複数押し寄せている状況であり、心が折れてしまったと感じるのも、無理のないことだと思います。こんな時は、問題を一度に何とかしようと考えると、ますます混乱して、何も手に付かなくなってしまいます。まずは、今抱えている課題の一つひとつを横に並べるのではなく、優先順位をつけて縦に並べてみましょう。そのうえで、すぐにできそうなことからひとつずつ対応してはいかがでしょうか。


その際には、一人で悩んだり、一人ですべてに対処しようとしたりするのではなく、それぞれの課題に応じて、家族や友人、職場の人たち、専門家などに相談し、必要なサポートを受けることが役に立つと思います。


本来なら、こうした課題に対して一緒に考えたり対処したりするパートナーは奥様なので、可能であれば、優先順位を一緒に考えてもらえるとよいでしょう。その際は、一方的に不満や文句を述べるのではなく、相手の言い分をしっかり聞くことを心がけていただきたいと思います。パートナーとしての対等なやり取りを通して、一緒に課題に取り組むことで、これまでどんな点で不都合や不一致があったのか、これから何を大切にしていきたいか等について話し合い、気づいていく機会にできるとよいと思います。


そのうえで、お父様の治療や介護については、入院先の主治医・ソーシャルワーカーや地域のケアマネージャーといった医療や福祉の専門家に、仕事については同僚や上司などで相談できそうな方にサポートしてもらうことをおすすめします。奥様との関係についても、まずは二人でしっかり話し合いをすることが大前提ですが、二人だけでは解決がむずかしい場合には、二人をよく知る親戚や友人などに話を聞いてもらったり、相談したりするのもひとつでしょう。


そして、忙しい毎日だと思いますが、こんな時こそあなた自身の心身の状態にも気を配ってくださいね。何もせずにゆっくり休む時間や、リラックスしたりストレス発散をしたりする時間を週に一度は意識して取り、セルフケアに心がけてください。ひとつずつ、あなたがいちばん大切だと思うところから取り組むことで、気づいたら何歩も先に進んでいたと感じられる時が来ることを願っています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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