足の小指骨折後、いつから運動できる?

2024/06/30
小学生の子どもの、右足小指の骨にひびの治療の経過について相談です。3週間シーネ固定をしたのち、X線検査で癒合の確認ができましたが、運動許可は下りていません。学校行事への参加がいつから可能となるかわからず、子どもも心配しています。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
骨折治療後の運動復帰の目安については、受傷部位や骨折の種類、骨の再生状態など、個別性が高いため、はっきりと期間を示すことができませんが、一般的にどのくらいの期間で運動などができるかとしてお答えいたします。
足小指の骨折では、隣接指を含めて約3~4週間の固定をして患部の安静を図ります。固定を外した後は、X線検査で骨の癒合を確認し、関節の動きなども問題がないか判断をしながら運動復帰の時期を検討していきます。
お子さんも、シーネ固定を外した翌日に、痛みなどの自覚症状はないかを確認し、さらに1週間生活動作をされたのち、再度X線検査により骨の再生を確認してから運動復帰の可否を判断されるのでしょう。
運動復帰のめどについて、検査結果によるものと思われますが、習い事のダンスやスポーツ、学校の運動行事など、具体的な参加予定があり、間に合うのかとご心配があるようでしたら、医師にそのことを伝え、治療経過や参加の見通しを尋ねてみるとよいでしょう。成長期で運動量も多いお子様ですので、主治医とよくご相談され、しっかり完治し、かつ納得のいく治療を受けられるよう願っております。


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