Question

腹部超音波検査で「腫瘍の疑い」の所見、とても不安

健康診断の腹部超音波検査の判定が「要精密検査」となっていました。肝右腎間腫瘤の疑いとのことでとても不安です。何か大きな病気でしょうか?

女性/40代

2024/06/20

Answer

腹部超音波検査は、皮膚表面に超音波を発して内臓からの反射の波を受けとり、モニターに写しだします。肝臓、膵臓、腎臓、脾臓、胆嚢などの臓器に異常がないかを調べますが、超音波が入りにくい部位もあり、全域をしっかり観察できないことがあります。このため、スクリーニングのための(異常な所見の有無を振り分けるため)検査とも捉えられています。

腹部超音波検査でおおむね診断のつく疾患もありますが、詳細な検査ではないため、疑いがあれば、詳しい検査(CT検査やMRI検査など)をして、正確な診断をしていくことになります。


今回の所見からわかることは、肝臓と右の腎臓との間に「腫瘤」が写っていたということで、腫瘍とは「何らかのできものまたは、膨らみのようなもの」のため、正確な診断には検査が必要です。


健康診断の結果と保険証、必要に応じて「紹介状」を持って医療機関を受診し、検査のうえ、治療が必要なものであれば、その方法や治療期間などについて医師にご相談するのがよいでしょう。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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