Question

翼状片の手術後、どのくらいで抜糸できる?

3日前に右目にできた翼状弁の治療で、結膜弁の移植する手術を受けました。医師から術後の経過が良好なので、明日には抜糸をしましょうといわれました。こんなに早くて大丈夫でしょうか。

男性/40代

2024/05/30

Answer

翼状片(よくじょうへん)とは目の疾患で、白目の結膜が、組織の異常増殖によって角膜に侵入してくる病気です。悪性ではありませんが、進行すると乱視を引き起こすことがあるため、手術で切除する場合があります。

翼状片は、ただ切除したままでは再発する確率が高いため、再発防止の処置として、切除した部位に正常な結膜を移植することもあります。


翼状片の術後の抜糸時期は、傷の治り具合や状態にもよりますが、一般的に1週間前後が多いようです。粘膜の傷の治りは早いため、数日経過したあとで抜糸されることもあるようです。

傷の状態をみて医師が抜糸に適した時期と判断すれば、4日目であっても抜糸されることがあります。抜糸により、目のごろごろとしていた違和感は解消されます。


術後は、目への刺激となるもの(ほこりや風、目をこする、紫外線、テレビやスマホの使用など)はできるだけ避け、入浴の際にはシャンプーや石けんなどが目に入らないように気をつけましょう。しっかりと睡眠をとることも回復を助けます。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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