Question

ママ友とのつき合いが苦痛

結婚が遅かったので、ママ友とは少し年がはなれています。子どもがまだ小学生なので、ママ友とも何かとつき合う機会が多く、子どもの手前、一生懸命話を合わせているのですが話題も合わず、最近では会うのがとても苦痛で仕方がありません。家族ぐるみのつき合いを今さらやめるわけにもいかず悩んでいます。

女性/40代

2021/12/21

Answer

ママ友との関係は、子どもがかかわっているという点で、プライベートの友人関係とは少し異なりますね。適度な距離感をもって、負担を少なくしながら、つき合っていくにはどうすればよいか、一緒に考えていきましょう。


今現在、家族ぐるみのつき合いをされていても、永遠に続く関係性ではありません。年齢とともに、親しくなるお友達にも変化があるでしょうし、ある程度大きくなると、子ども同士のつき合いの場に母親や家族が加わることはなくなっていくでしょう。もちろん子どもがいなくても、親同士の相性が合えばつき合いが続くことはあると思いますが、そうでない場合には、自然と疎遠になることが多いのではないかと思います。


ですから、ママ友とのつき合いは、多くは期限付きのものであるととらえると、気持ちが少し楽になるかもしれません。長い人生のなかでは、時として自分の苦手なこととも向き合ってみることで、学びを得たり、成長できる場面もあります。今の時期だけのことと考え、ご自身のできる範囲でつき合いを続けるのもひとつだと思います。


ただ、耐えられないほど苦痛であったり、そのことで常に気持ちがふさいでしまい、生活全体に影響が出ている場合には、思い切ってつき合いをやめることを考えてもよいかもしれません。お子様のためにママ友とのつき合いをしている面が大きいと思いますが、あなた自身が元気を失ってしまっては、お子様にとってもマイナスですから、本末転倒です。


これまでのつき合いを急にやめられない場合には、頻度と時間を減らすところから始めてみてはいかがでしょうか。例えば週1回を月1回に、一緒に遠出をしていたなら近所で短時間など、少しずつ距離を置いていくという方法です。もしご主人も含めたつき合いであれば、ご主人にもあなたの気持ちを伝えて協力してもらえるとよいですね。


頻度が減ることを、相手が気にする可能性もありますが、家庭にはそれぞれの事情があり、時とともに状況も変化しますので、常に同じ頻度でつき合いができるわけではありません。時間がつくりにくくなったことを伝えつつ、会ったときには負担を少なく過ごせるようにしながら距離をとっていけるとよいでしょう。


お子様のお気持ちを気にされているかもしれませんが、本当に仲のよい友達であれば、成長とともに子どもだけで遊ぶことが増えていくと思います。一時的に頻度が減ることについては、あまり心配されなくてもよいと思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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