Question
熱中症を予防するには
中学生の娘は、暑い日にテニス部の練習から帰ってくると、だるいと言ってゴロゴロ横になります。熱中症なのでしょうか。どのようにしたら予防できるでしょうか。
女性/40代
2022/06/30
Answer
熱中症は、急に気温が高くなった日や蒸し暑い日に起こりやすくなります。スポーツをした後に、いつもより体が重く感じる、頭がボーっとする、口の中が乾いている、筋肉が痛いなどの症状があれば熱中症が疑われます。
予防には、こまめな水分補給と体の熱を発散させる工夫、そして、無理をしないことが重要です。屋外や空調のない室内での運動は、吸湿性や通気性に優れた軽装で行い、温度や湿度によっては運動を控えましょう。また、睡眠不足や疲労が蓄積しているなど、体調の悪いときは体温調節の機能が低下して熱中症になりやすいので、無理をしないようにしてください。
水分補給のポイントは、のどが渇く前に飲むことです。部活の練習中にこまめに水分をとれるように、練習場にスポーツドリンクなどのボトルを置いておくとよいでしょう。水分補給のタイミングは、人それぞれです。休憩時間しか飲めないなどの場合は、部活動の顧問や養護教諭に相談してみるようにお子さんにアドバイスされるとよいと思います。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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熱中症
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