2歳8カ月、野菜を食べやすくする調理法

乳歯のうち、最後に生えてくる奥歯である「第二乳臼歯」が噛み合う３歳ごろまでは、肉や生野菜などが噛みにくく、うまく食べられないことがあります。

野菜は、生で食べるより、ゆでるなど火を通し、マヨネーズであえるなど、噛みやすい軟らかさにして与えてみましょう。

野菜、海藻、きのこ類などの調理の工夫を紹介します。

・根菜類（ごぼう、れんこんなど）

５mm程度の厚さの薄切りにして、やわらかくなるまで煮ます。

・生で食べる野菜（レタス、キャベツ、水菜、きゅうりなど）

生だと食べにくいので、加熱して与えます。キャベツや水菜は細切りにして、よく火を通します。レタスはさらに短く切って、火を通すとよいでしょう。

・いも類

1cm角や5mm厚さのいちょう切りにすると、食べるときに汁がからみ、食べやすくなります。

・海藻

わかめなどのペラペラしたものは、噛みにくく、幼児期の子どもは苦手です。やわらかく煮たり、細かく刻んだりして、与えてみましょう。

・きのこ類

弾力があるきのこも子どもは食べにくいものです。与える場合は、細かく刻んで使います。