Question

手術の後遺症で手に痛みやしびれ。緩和するには?

1年ほど前に手術を受け、手術は成功したものの、後遺症による手の痛みやしびれがあります。どうすれば痛みを緩和できるのか、アドバイスをお願いします。ペインクリニックへ通うなどしたほうがよいですか?

男性/30代

2024/02/14

Answer

痛みには、必要な痛みと不必要な痛みがあります。痛みはからだの危険や異常を知らせるために大切なものです。痛みを感じるからこそ、危険から身を守ろうとしたり、病気を治そうという行動を起こしたりしてからだの安全を保つことができるのです。

しかし、適切な治療での病気や組織の変化などのため、治ったあとも痛みだけが残ることがあります。本来の警告という役割が終わったのに、病気が治ったあとも残る痛み、これが不必要な痛みです。感じている痛みの強さに見合うような組織の損傷や炎症がない痛みであり、長引くこともあります。

このような痛みは、神経が原因で生じる痛みで、ウイルス感染のほか、手術や外傷などで神経が損傷されることが要因となります。一般的に痛み止め(消炎鎮痛薬)で改善が難しい場合には、専門的な治療が必要になります。


痛みの治療は、さまざまな知覚神経ブロックや交感神経ブロック療法、薬物療法などを併用し、ペインクリニックが専門的に行っています。手足に痛みがある場合はリハビリテーションを続けながら、痛みの軽減を図ります。

痛みを増強させる因子にはさまざまなものがあり、不安や抑うつ、イライラといった精神状態は、痛みの感じ方に最も影響する因子といわれています。そのため、心理療法を行う場合もあります。また、温度も痛みの緩和に効果的であり、温熱療法を取り入れることもあります。


痛みに対する治療方法は上記のものになります。まずは術後の症状の原因として考えられること、1つひとつの症状に対する治療方法、リハビリを行ったほうがよいかなど主治医とよく相談し、症状への対策を立てることが必要だと思います。治療の見通しがつくことで安心感にもつながるでしょう。ペインクリニックへの受診の必要性については、主治医にも相談されてください。

また、日常生活では、運動やストレッチを行うこと、からだを温めることが血行を改善し、筋肉の緊張を和らげ、痛みの軽減に有効な方法です。無理のない範囲で生活の中に取り入れてみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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