Question
揺さぶられっ子症候群が心配
揺さぶられっ子症候群が心配です。子どもをあやす程度でも起こりますか。
男性/40代
2021/12/21
Answer
一般に、揺さぶられっ子症候群と呼ばれる、「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS:Shaken Baby Syndrome)」は、乳幼児(とくに6カ月以下)を何らかの理由で強く揺さぶる脳の損傷などを指します。多くは、親や周囲にいる大人が、激しく泣く子どもにイライラして、執拗に強く揺さぶることで起こっています。
危険性があるのは、周囲が「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と感じるほど強く揺さぶったときです。よって、普段おこなう子どもをあやす行為、たとえば「高い高い」やひざの上でぴょんぴょんさせる程度では起こらないと考えられます。
ただ、「高い高い」は、乳幼児を落としてしまう危険があるため注意が必要です。ご心配で、さらにくわしく知りたい場合は、かかりつけ医および小児科専門医に相談されることをおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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