赤ちゃん自身が抗体を作り始める時期

2021/12/21
赤ちゃん自身が抗体を作り始めるのはいつごろからでしょうか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
母体から受けついだIgGは、生後6~9カ月ころまで存在します。赤ちゃん自身がIgG、IgM、IgAを作り始めるのは、生後3カ月くらいから。IgEはアレルギー疾患にかかることで出現します。免疫機構が成人レベルに達するのは6~8歳ころ。そのため、生後6カ月前後から免疫やリンパの働きが完成する8歳ころまではさまざまな感染症にかかりやすいのです。
細菌やウイルスなどへの最初の感染時、抗体はゆっくり作られますが、2回目以降の感染では大量の抗体がすぐに作られるようになります。この仕組みを利用したのが、あらかじめ抗体を獲得しておく予防接種。成長にしたがって、さまざまな病気に感染することで免疫力は強化されていきます。


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