Question

転職後、落ち込み続ける夫を見るのがつらい

研究職の夫は、会社の方針で携わった研究が中止となり、仕事に情熱を傾けていた分、ひどく落ち込み、結局退職しました。今は別の機関に転職したものの、性格的に自分のやり方や考えにこだわるため、新しい環境でストレスが相当たまっているようです。家では職場の愚痴や未練ばかりで、ほぼ自室にこもっています。そうした姿に、私もつらく悲しい気持ちになります。

女性/40代

2023/08/31

Answer

落ち込んでいるご主人の姿を見るのは、とても心配でつらいことだと思います。

ご本人はこだわりを強くもっているとのことで、情熱を傾けていた仕事がなくなったことに対する喪失感が本当に大きかったと想像できます。それでもご相談者としては、愚痴や未練といった後ろ向きな話を聞いたり、落ち込む姿を見るのはつらいでしょうし、少しでも気持ちを切り替えて、前向きに過ごしてほしいところですよね。


例えば、こう考えてはいかがでしょうか。人の性格はそう簡単に変わるものではありません。ご本人はもともとこだわりが強いタイプとのことなので、ある程度は諦めて、ご主人の言葉を気にしすぎないで過ごすことも、ご相談者の心を軽くする1つの方法かもしれません。


また、ご主人はご相談者に自分の率直な気持ちを話すことで、少しずつ気持ちを整理している最中なのではないかとも感じました。つらい出来事からまだ十分な時間が経っておらず、ときどき思い出しては、妻に話すことで、ご本人なりに前に進もうとしているのかもしれません。気持ちを立て直す時間は人によって違いがあります。ご主人のペースでそれが進んでいるのだな、と捉えると、つらさが和らぐのではないかと思います。

ご相談者自身が元気でないと、ご主人をサポートすることができないので、ぜひご自分が息抜きをしたり、ホッとできる時間を確保するようにしてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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