Question

膀胱腫瘍の疑い。3カ月後の再検査で大丈夫?

人間ドックの超音波(エコー)検査で「膀胱腫瘍の疑い」の結果でした。画像上では小さくて鮮明に見えないことから、現時点で腫瘍かの判断は難しいとのことで3カ月後の再検査をすすめられました。しかし、急な尿意があることや、夜間はトイレに数回行くこともあって不安なため、3カ月を待たずに泌尿器科などで相談すべきか迷っています。

男性/60代

2023/04/29

Answer

膀胱腫瘍の疑いといわれた不安なお気持ちをお察しします。一般的に、膀胱腫瘍と診断され、肉眼でわかる血尿がみられる場合は、腫瘍がある程度の大きさになっていると考えられるため、6週間以内の治療開始が望ましいとされています。しかし、肉眼的血尿がないなどの場合には、3カ月程度の延期は可能との見解が示されています。


今回は、画像上では小さくて腫瘍とも判断しにくい状況であり、血尿の症状はないご様子なので、現時点で早急な受診の必要性は低いと思われます。


しかし、経過をみるなかで血尿がみられたり、頻尿の回数が増えるなど、症状に変化が現れた場合には、早めに泌尿器科の受診をおすすめします。受診の目安となる症状として、血尿、1日8回以上、夜間では3回以上トイレに行く、1回ずつの尿量が少ない、残尿感や不快感などが挙げられます。

受診の際には、忘れずに検診結果をお持ちになってください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

泌尿器科
症状別診療科
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。