Question

子どもが学校検診で脊柱側弯症の疑い

小学生の子どもが学校の運動器検診で医師から、脊柱が湾曲する脊柱側弯症の疑いがあると指摘されました。どのような病気で、進行するとどうなるのでしょうか?

女性/30代

2023/04/25

Answer

脊柱が側方へ湾曲する疾患のことを、脊柱側弯症といい、小学校高学年から思春期の女性に多く発症しやすい傾向があります。多くは無症状で、進行すると、腰痛や背部痛、胸郭(胸部)の変形など、明らかな体幹の非対称性が目立つようになってくるため、重度の場合は手術が必要となります。


脊柱側弯症に対しては、早期発見・治療によって手術が必要になる重症例を減らすために、学校の運動器検診でスクリーニング検査が行われています。方法としては、肩の高さの左右差の有無、肩甲骨が突出していないか、ウエストラインが対称かなどの視診と、立位で前屈をした状態で左右の腰や肋骨部の高さに差がないかという前屈テストが一般的です。


軽度の側弯であれば、進行の兆しを見逃さないよう、定期的に経過観察をし、状態によっては進行を予防するための装具をつけ、療養します。いずれにしても進行してからの装具や手術療法の有効性は証明されていないため、早期発見と継続的なフォローが必要といわれています。一方で、姿勢不良や足の長さの左右差、腰痛などによる一時的な側弯症(機能性脊柱側弯症)であることもあります。まずはかかりつけの小児科を受診し、整形外科の受診の必要性があるかを相談いただくのはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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