Question

全身麻酔の肺生検で激痛……

呼吸器専門病院にて全身麻酔下で胸腔鏡下肺生検を受けました。その際、麻酔科医もいたものの、意識がある状態で処置開始となりました。医師へ伝えようとしても指1本すら動かせず、その後、激痛で気を失いました。麻酔医の説明によれば、動けなかったのは筋肉を弛緩させる薬を使ったからで、意識があったのは処置の途中で血圧が下がり麻酔の点滴を減らしたからとのことでした。これほどの痛みがあるなら局所麻酔のほうがよかったのではと思います。

女性/40代

2023/01/11

Answer

受けられた胸腔鏡下肺生検は、胸に穴を開け内視鏡を入れて、肺の組織を一部採取し、その後、組織の病理検査を行うというものだったと思われます。この場合の麻酔の選択については、全身麻酔のほか、局所麻酔でも行うこともあるようですが、麻酔の選択は、医師が専門的な立場から、検査や治療内容、全身状態など、患者さんごとに評価をし決定します。

今回の状況で局所麻酔が選択肢であったのかは不明ですが、麻酔の選択については、担当された医師が必要性があると判断し選択されたものと考えます。


今回の胸腔鏡検査や多くの手術では、傷の程度は大小さまざまですが、痛みと大きなストレスを伴います。手術後の回復にも影響を与えるため、麻酔によって痛みを感じなくさせ、ストレスから患者さんのからだを守ります。

麻酔時は痛みの管理のほか、生命に直接関係する呼吸や循環の管理も同時に行います。今回の麻酔科医師の説明によると、血圧低下という循環器の問題が起こったので、全身状態の影響を少なくするため、やむを得ず予定していた麻酔薬の投与の量を減らす対処をとったとのこと。


麻酔薬などの薬の反応は患者さん一人ひとりで異なるため、からだに負担がかからないよう個々に応じたさまざまな対処を医師が行います。胸腔鏡下検査のときの意識や痛みの様子は、呼吸器科主治医や麻酔科医師に話されているでしょうか。今後の薬の選択など、ご自身の治療にとってとても大切な内容なので、検査時に起こったこと、感じたことをそのまま伝え、今後の治療のために検討してほしい旨を相談してみることもよいと考えます。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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