Question
受診するなら人間ドック? 脳ドック?
40歳になったら人間ドックを受けようと思っていましたが、先日突然、右足がしびれて動けなくなりました。ほどなくしびれは治まったのですが、親族に脳疾患の発症が多く、不安です。こういった場合、人間ドックを受けるよりも脳ドックを受けたほうがよいでしょうか?
男性/40代
2022/12/18
Answer
人間ドックもしくは脳ドックを受けることについて、どのように選択するとよいかとのことですが、まず、会社に勤めている人は労働安全衛生法に基づいて年に1回定期健康診断が義務づけられています。一般的な健康診断では、特に自覚症状がない人が定期的に検査を受けることで自分の健康状態を知る機会となったり、生活習慣病の予防や、病気の早期発見に役立てることが目的になっています。
人間ドックでは、より多くの臓器を対象に詳しい検査を行うため、検査項目の数にも大きな違いがあります。目的により検査を選択することや、オプション検査を加えることもできます。
また、脳ドックは、脳の病気の早期発見を目指して行われる検査で、おもに、MRI検査やMRA検査といった脳の画像診断と頸動脈の超音波検査が標準的になっています。
人間ドックの施設によっては、オプション検査のなかに脳ドックを組み入れているところもあります。施設の提示している検査の内容を吟味して施設を選択してはいかがでしょうか。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
関連するキーワード
しびれ
人間ドック
脳ドック
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。