健診でLDLコレステロール数値が「要保健指導」と判定された

今年の健康診断でLDLコレステロールの数値が「保健指導」(生活習慣改善が必要な状態)と判定されました。どのような点を改善したらいいかアドバイスをお願いします。現在、海外勤務中です。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
健診で、LDLコレステロールの値から生活習慣改善が必要な状態と書かれていたのですね。慣れない海外生活の中で、戸惑われていることと思います。LDLコレステロールの数値がどのくらい高いのか低いのか、相談内容からはわかりかねますが、一般的には高いときに問題となります。そのため、コントロールの留意点をご紹介します。
●食事のポイント
高脂肪の食事や高エネルギーの食事を控えます。また、LDLコレステロールを上げやすい食品(冷やすと固まる脂や、卵の黄身)は控えめにし、野菜類を積極的にとると余分な脂質を体の外に出してくれます。揚げ物の回数は少なくするとよいでしょう。
●運動のポイント
体重が多めの場合は、減量しましょう。肥満は、LDLコレステロールを増やしてしまいます。運動は、ゆっくりと脂肪を燃焼させるウォーキングなどの有酸素運動を行います。毎日30分以上、週の半分以上できると理想的です。まとまった時間がとれない場合、生活の中で(家や会社で)こまめに動くようにしたり、簡単にできる体操もおすすめです。
そのほか、ストレスが蓄積したり、睡眠不足にならないようにしましょう。上手に気分転換や休養をとるとよいでしょう。国が変わると、食習慣が大きく違う場合があり、難しいときもあるかもしれませんが、大切なのは続けることです。取り入れられることから無理せず試してみてはいかがでしょうか。


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