中絶手術後の月経量が多い

中絶手術を行いました。術後はほとんど出血がなく、手術を受けた婦人科を受診した際は、出血量が少なくても心配はないと言われました。ところが、1カ月後の月経の量がいつもより多く、1時間でナプキンを取り替えくてはいけないほどです。また、いつもはタンポンを使用していますが、まだ子宮に傷があるかもとナプキンを使っています。タンポンは何回目の月経から使っても大丈夫でしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
中絶後、初めて起こる月経の量が多く、子宮に傷があるのではないかと心配をされているのですね。中絶は、子宮の内膜をかき出してしまうため、傷ついた子宮内膜の修復に時間がかかったり、ホルモンバランスの影響もあり、月経不順や無月経になる人もいます。そのため、個人差はありますが、出血量、症状、持続日数がいつもと違うこともあり、中には、子宮の中にあった血液の残りが一緒に出てくることもあります。
ご相談者の場合は、中絶後に腹痛が続いたり、多量の持続的な出血、発熱、おりものが増えるなどもなく、術後に再診もされているので、合併症などはないようですが、1時間ごとにナプキンを交換するほどの出血なので、貧血が心配です。出血量が多く持続する、レバーのような塊が出る(出血量が多いと出てくることがある)、腹痛、発熱、貧血症状などがあれば、早めに再診をおすすめします。
一般的に、術後のタンポンの使用は、感染症予防の為に避けたほうがよいと、病院から説明を受けることが多いですが、何回目から使用してよいという決まりはないようです。ご自身の大切なからだです。ぜひ、今回の出血量の多さとタンポンの使用について、主治医に相談してみてはいかがでしょうか。


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