胸部X検査でD判定といわれた

男性/50代
2022/09/09

先月受けた健診の胸部X線検査で「D判定:胸部(肺)所見右肺野-結節」という結果でした。すぐに近くのクリニックを受診し、その日のうちに総合病院でCT検査を受けました。D判定というのは深刻な状態を指すのでしょうか? E判定よりは程度が軽いのでしょうか? 結果がまだ出ていないこともあって非常に不安です。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

検査結果を待たれているとのこと、さぞご不安なこととお察しします。

健康診断は、一般的に早期発見・早期治療のために実施されており「D判定」とは医療機関での精密検査が必要な状態を指すとされています。少し疑わしい所見があるので、問題ないのか、治療が必要なものであるのか明らかにするために行う精密検査です。なお「E判定」は医療機関での治療が必要な状態とされています。

判定結果にあった「結節」は、X線写真に直径3cm以下の円形(類円形)の白い影が写ることがあり、これを結節陰影と呼んでいます。肺の組織ではない、何かしらの塊の可能性があります。しかし、X線写真では血管や骨が重なって結節陰影のように写る場合があり、 また、写ったものが過去の炎症の傷あとの場合もあります。つまり、結節陰影があることが、病気の所見とは限らないということです。

結果が出るまでの間、心配とは思いますが、平常心で過ごされますように。検査結果に心配な所見がないことを願っております。

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