Question

硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ)とは?

硬膜外自家血注入療法(いわゆるブラッドパッチ)とは、どのような治療法ですか?

男性/40代

2022/07/19

Answer

硬膜外自家血注入療法(いわゆるブラッドパッチ)とは、何らかの理由(転倒や転落による事故、スポーツによる外傷、交通事故、腰椎穿刺などで、原因不明のものも)で、脳脊髄液が漏出することにで起こる、多様な症状(立っているときの頭痛、首の痛み、めまい、耳鳴り、光に対する過敏症状など)に対して、保存療法では症状の改善がない場合に、硬膜外に自家血を注入して、血液と硬膜外腔組織の癒着・器質化によって髄液の漏出を止める治療法です。


通常、ブラッドパッチは側臥位または腹臥位で行われ、硬膜外穿刺により、自家血を15~40mLほど静脈採血します。注入する際には、注入範囲を確認するため、造影剤を4~10 mLほど加え、X線透視下で注入します。手術後は、1~7日間程度の臥床安静が必要で、その後退院となります。

なお、硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ)に関連する病名には、脳脊髄液減少症、低髄液圧症候群、脳脊髄液漏出症があり、ほぼ同じ状態を指すように使用されていることがありますが、厳密には同じ病態ではありません。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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