Question

献血や採血時に起こり得る神経損傷とは?

献血や採血時に起こる可能性のある神経損傷について教えてください。

男性/20代

2022/07/18

Answer

献血などで静脈から採血する場合に、筋膜上の皮神経(知覚神経)や肘部静脈上の皮神経を損傷することがあります。また、まれに注射針を深く刺しすぎて、正中神経などの重大な神経を損傷してしまうことがあります。何度も針を刺した場合、駆血(採血などをしやすいように、腕などをしばること)を強く長時間行った場合にも、神経損傷が起こることがあります。


神経損傷により起こる症状には、電気が走るような痛み、運動障害、知覚障害などがあります。皮神経損傷の場合、2~4週間程度で症状は軽もののものの、まれに回復に2カ月程度を要することもあります。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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