Question

赤ちゃんが誤飲してしまったときの対処法は?

生後8か月です。最近、ハイハイするようになり、床に落ちている物をつかんで、何でも口に入れてしまいます。万が一、誤って飲み込んでしまった場合、どのように対処すればよいですか。

女性/30代

2021/12/21

Answer

ハイハイするようになると、これまで以上にさまざまなことに興味を持ち、手の届くところにある物は、何でも口に入れて、その性質を知ろうとします。トイレットペーパーの芯を通るぐらいの大きさの物なら飲み込めてしまうといわれていますので、何より身の回りに危険なものを置かない工夫や注意が必要です。


何かを飲み込んでしまって、意識がない、ぐったりして反応が鈍い、けいれんを起こしている、顔色が悪い、激しく咳き込んでいる、じんましんのような発疹が急に出てきて呼吸がおかしいなどの場合には、急いで救急車を呼んでください。万一に備えて、気道の異物を取り出す方法(背部叩打法:はいぶこうだほう)や異物が取れずに意識がなくなった場合の心肺蘇生の方法についても、あらかじめ調べておくといざというときに役立ちます。


意識や呼吸の状態など、お子さんの様子に変わりがないときには、落ち着いて飲み込んだ物に応じた対処をします。吐かせたほうがよい物、吐かせないほうがよい物、便と一緒に出てくるので少量なら心配がない物など、飲み込んだ物によってその対処方法はさまざまです。どうすればよいのかわからないときには、迷わずかかりつけの小児科医や以下の中毒に関する専門窓口等に相談してください。


大阪中毒110番

受付時間:365日 24時間対応

電話番号:072-727-2499(情報提供料:無料)


つくば中毒110番

受付時間:365日 9:00~21:00対応

電話番号:029-852-9999(情報提供料:無料)

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

月齢8カ月
誤飲
応急処置
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。