傷の手当てに消毒薬は必要?

2022/06/30
家庭で傷の手当てをする場合、消毒剤は使用したほうがよいのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
以前は消毒剤を使用し、ガーゼを当てて乾かすように管理したほうが、傷が早く治ると考えられていました。しかし、消毒薬を使用することで、傷を治そうとする皮膚の細胞を傷めてしまい、かえって治りが悪くなったり、傷口を湿らせて治すほうが傷あとにもなりにくいことなどがわかってきました。
近年は、消毒せず、傷は湿らせて治すという方法が行われるようになってきています(ただし、医療機関では、傷の状態によって消毒剤が使用される場合もあり、消毒剤の使用がいけないということではないようです)。
軽いすり傷を家庭で処置する場合は、まず傷についた汚れを水道水できれいに洗い流しましょう。出血しているときはタオルなどで圧迫し、止血してから傷を洗います。水をふき取ったのち、ラップなどの創傷被覆材を貼って、ばんそうこうでとめます。傷は毎日洗って、ラップを貼りかえましょう。市販の創傷被覆材を使う場合は、使用上の注意をよく読んで、貼りかえの間隔などを守り、傷の様子を確認してください。
傷が深い、範囲が広い、止血しづらい、水道水で洗っても傷の中の砂などが取れないなどの場合には、すみやかに医療機関を受診しましょう。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。