すぐ涙が出てしまう性格を変えたい

小さい頃からすぐに泣いてしまう性格でしたが、大人になった今も緊張しているときや自分のことを話すときに、泣きたくなくても涙が出ます。病院の診察や、仕事の面接のときなどは本当に困ります。どうしたら泣きにくい体質になれますか? 原因もよくわからないので対処の仕方がわかりません。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
泣きたいわけではないのに、すぐに涙が出てきてしまうのですね。小さい子どもの頃は、感情のコントロールがうまくいかず、すぐに泣いてしまうのはよくみられることです。泣くこと自体は決して悪いことではありませんが、思ってもみないところで涙が出てしまうと、やはり困ってしまいますね。
涙の原因はよくわからないとのことですが、緊張しているときや自分のことを話すときなどの状況をふり返ってみてください。どうして涙が出てしまったのか、何をきっかけに泣いてしまったのかなど、思い当たることはありますか。思い当たることがあれば、今後同じような状況になったときに、気持ちの持ち方を工夫できるでしょう。気をつけたい状況が明確になれば、そういった場面では気持ちをほかにそらしたり、一時的に我慢して、あとで思いっきり泣くこともできるかもしれません。
また、いつもは泣いてしまうような状況でも泣かないでいられたり、ふだんの生活のなかで涙の心配をしなくてよいときはありますか。そういったことがあれば、どうしてそのときはよかったのかを考えてみるのも1つです。自分で分析しても心当たりがなく、理由がわからずに改善のヒントも見つからないようであれば、過去の心の傷や精神的なショックが影響している可能性もあります。そこをケアしていくことが、涙の改善につながるかもしれません。
ただ、それを見つけ出してケアしていく作業は、とても大変でむずかしいものです。考えて工夫をしてもうまくいかない場合は、無理をせず、こころの専門家に相談して、一緒に解決方法を考えていったほうがよいでしょう。


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