Question

食後の胃もたれや体重の減少が起きたとき、胃の検査は必要?

食欲はあってしっかり食べるのですが、そのあと胃にたまる感じでもたれます。それだけでなく、体重が一気に減ったのも気になります。病院で検査を受けたほうがよいでしょうか

女性/30代

2022/05/27

Answer

胃もたれは、食べたものが胃から十二指腸になかなか排出されず、胃のなかに長くとどまっているために起こる不快な症状です。食べたものが胃の中に長く停滞するので、圧力も高くなり、胸やけやげっぷなども起こりやすくなります。飲みすぎや食べすぎたときに経験することが多く、みぞおちが重苦しく感じたり、胃が張った感じがする症状があります。


原因のひとつに、飲食物などによる生理的な要因が挙げられます。例えば、天ぷらなどの揚げ物や一度に食べる量が多いと、胃のなかに食べ物が長くとどまるため、症状が起こりやすくなります。そのほか、空気を多く飲み込んでいる、早食い、胃の動きが悪い場合もあります。


原因が明らかであれば、食事や生活面に配慮して症状の変化をみます。しかし、食事が十分にとれない、体重が減ってきた、症状が長く続く、胃痛などの症状がみられる場合には、胃の運動機能の問題、胃酸分泌の問題、胃の知覚過敏、ストレスなど心因的要因、胃の炎症などの可能性もあります。また、ダイエットによる食事制限や食欲がなく食べる量が減っている、急に体重が減っている場合にも、胃もたれの症状が起こりやすくなります。


胃もたれなどの症状が続いていたり、食事をしているのに急に体重が減っている、食事が十分にとれないといった症状がある場合は、内科(消化器内科)の受診をおすすめします。また必要に応じて、胃のX線検査や内視鏡検査、血液検査などを受けるとよいでしょう。内服薬で症状が改善することもあります。


胃もたれがあるときは、日常生活で以下の点に注意しましょう。


●食事内容や食事時間を見直す

食べ物が胃に入ってから十二指腸に送られるまでの時間は、通常1回分の食事で4時間程度とされます。ただし、脂っこいものほど消化には時間がかかる

●規則正しい食事をする

1回の食事量が少ない場合には、少量ずつ食べ、回数を増やす方法も

●脂肪分の多い食事や香辛料、味の濃いもの、酸味の強い物、炭酸飲料などの刺激物は控えるようにする

●よくかんで、ゆっくり食べる

●食べ過ぎない

●就寝前の食事は避ける

●睡眠時間を確保し、疲れをためない

●喫煙や飲酒の習慣があれば控える

●体調に合わせて適度な運動をする

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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