Question

終日つづく下痢はにんじんジュースのせい?

毎朝、健康のために、にんじんジュースを飲んでいます。最近一日中、下痢をするようになりました。とくに原因に見当がつきません。これはジュースのせいなのでしょうか?

女性/30代

2022/05/04

Answer

下痢は細菌やウイルス、食中毒菌などの感染が原因で起こるほか、おなかの冷えや消化不良、腸を刺激する食品(食物繊維、冷たいもの、香辛料など)の摂取などでも起こります。通常、症状が軽ければ、胃腸にやさしい食事と安静で、自然に回復していきます。


にんじんは胃腸に負担をかけにくい食品で、下痢の原因がにんじんジュースかどうか判断することは難しいのです。ただし、起床時に冷たいものを飲むと腸が刺激され、腸の動きが活発になり、下痢の原因になることがあります。もし、にんじんジュースが冷たすぎるようであれば、常温に戻してから飲み、症状の変化を確認してみるとよいでしょう。ジュースは手軽にビタミンやミネラルを補給できますが、食物繊維などジュースには入れられない成分がとれないデメリットがあります。ジュースではなく野菜をかんで食べることで、体の抵抗力が高まったり、脳が刺激されるなど、飲むことでは得られにくい健康効果が期待できます。さらに、かんで食べるときに、食物の温度が体温に近づくため胃腸への負担が軽くなるメリットもあります。


また、野菜は1日350g以上食べるのが望ましいといわれています。料理の皿数にすると、およそ5皿分です。食事ではサラダや、お浸し、煮物など野菜を使った料理を1食1~2皿にすると、1日で5皿分とることができます。例えば、にんじんの栄養成分であるベータカロテンは、ホウレン草、小松菜、ニラ、カボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれています。健康のためにはこれらの野菜もあわせて食事にとり入れ、ジュースは野菜が不足している場合に、補助的に利用するとよいでしょう。


なお、下痢のときの注意点は以下のとおりです。

●冷たい食べ物や飲み物、生野菜は控える

 代わりに、煮たり蒸したりした温かい料理をとる

●からだを冷やさないように気をつける

●刺激の強いもの、カフェインの多く含まれるもの、アルコール飲料、炭酸飲料、からいものなどは控えめにする

●食べすぎないように腹八分目を心がける

●水分は適度に補給する(温かい汁物やカフェインを含まないお茶など)

●過労を避け、規則正しい生活を心がける 

●脂肪分の高い食事は控えめにする

●食物繊維を多く含むものは控えめにする


そのほか、低脂肪ヨーグルトなど、整腸作用のある食品の摂取など、日ごろから腸の調子を整えておくことも大切です。



回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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