Question
自宅介護の難しい家族の退院後の行先
入院中の父の退院後の行先をどうしたらよいのか悩んでいます。自宅での介護は難しい状況です。
男性/40代
2021/12/21
Answer
退院後の行先については、その方の病状や介護の必要度によって変わります。介護保険が利用できる施設としては、介護療養型医療施設、介護老人保健施設、介護老人福祉施設があり、ほかに有料老人ホーム、グループホームなどもあります。
介護療養型医療施設、介護老人保健施設、介護老人福祉施設は、介護保険3施設と呼ばれており、それぞれ以下のような特徴があります。
【介護療養型医療施設】
医療や介護の必要度が高く、長期療養が必要な人が対象。医療・介護スタッフが手厚く配置されており、幅広いケア・サポートを行っている。
【介護老人保健施設】
病院と自宅の中間的施設として、リハビリなどを行いながら、在宅復帰を目指す施設。原則65歳以上、要介護1以上であることが入所の条件。
【介護老人福祉施設】
介護が常に必要で、在宅での生活が困難な人が対象。入浴・排せつ・食事などのサポートに加え、全般的な健康管理が受けられる。
施設それぞれの特徴とご家族の状況をふまえて、まずは、入院先のケースワーカーやソーシャルワーカーに相談してみましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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