Question

食事量の減少に栄養補助食品を使うとよい?

母は年のせいか、食事が十分にとれなくなってきました。栄養補助食品を使ったほうがいいですか。

女性/50代

2021/12/21

Answer

高齢の方が食事をとりにくくなる原因には、加齢や病気などで、かんだり飲み込んだリすることに問題がある、食事への意欲が低下する、などが挙げられます。食事量が減った状態が続くと、低栄養に陥る危険性があります。低栄養は、要介護状態につながる高齢者の虚弱を招く要因になるので、予防対策が重要です。


低栄養を予防するには、いろいろな食品から多様な栄養素をとることが大切です。

毎食、ごはんなどの主食のほか、たんぱく質源の主菜(肉や魚、卵、大豆製品)、副菜(野菜、芋、海藻など)、牛乳・乳製品、果物などをとるようにしましょう。油脂も適度に取り入れます。食べやすい食材を選ぶ、かみやすいように調理法を工夫する、好きな食品をとり入れたり、人と一緒に食べる、ときには外食をしたりすることなどで、食が進む場合もあります。


かんだり飲み込んだりすることに問題がある、病気が原因で食欲が低下している場合は、かかりつけの医師に、現在の状況を伝えて相談しましょう。その上で、普通の食事で栄養量を増やすことが難しい場合は、医師や管理栄養士に相談しながら、栄養補助食品を取り入れるとよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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低栄養
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