Question
赤ちゃんが激しく泣く
息が止まるのではないかと思うほど、激しく泣き、唇の色まで紫色にかわります。ほうっておいてよいでしょうか。(5か月|女児)
女性/30代
2021/12/21
Answer
声を出すということは、肺に蓄えた空気を吐き出しながらのどにある声帯を震るわせるということです。つまり、声が出ている状態では、息を吐き出し続けていることになります。赤ちゃんが激しく泣いたときも同じで、声を出している間は息を吐き続けています。すると肺では空気中の酸素を血液中に取りこみにくくなるので血液中の酸素の濃度が減り、チアノーゼといって唇が紫色になるのです。しかし、激しく泣くことによってチアノーゼが出ても、それによって脳障害が起こるというような心配はまったくいりません。激しく泣きながらもときに「息つぎ」をしているので大丈夫です。やさしく抱いて、なだめてあげてください。少し落ち着いたところで、泣いている原因に合わせて授乳やおむつ交換などをしてあげましょう。
回答者
福島県立医科大学 甲状腺・内分泌センター センター長
横谷 進
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。