Question

乳児の熱を測るときの体温計の正しい使い方

赤ちゃんの体温を測るとき、体温計の正しい使い方を教えてください。(1歳|男児)

女性/30代

2021/12/21

Answer

子どもや赤ちゃんの体温を正しく測ることは、体調を知るうえで最も基本的なことです。日ごろから体温をときどき測って、平熱を知っておくことが大切です。一般に、朝より夕方のほうが体温は高く、また、食事やミルクのあとのほうが高くなりますので、測定するタイミングによる違いも考慮しましょう。さて、正しい体温の測り方です。昔からの水銀計や最近は電子体温計が多く使われますが、どの体温計でもだいたい同じ注意で測ることができます。いずれの体温計でも注意書きに書かれている時間を守って、なるべく長めに皮膚の間にはさむようにします。3~6か月までの赤ちゃんは、首にはさむと正確に測れます。頭を左右いずれかに傾けて開いた首に体温計を置いて、再び頭を元に戻すと、体温計を首の皮膚に密着させることができます。体温計の先端が後ろのほうに抜けたり浅すぎたりしないように置くのがコツです。この方法は静かに横になっている赤ちゃんに適した方法です。6か月を超えるとけっこうあばれたりしますので、楽に抱っこして、腋の下で測るのが容易です。初めにバンザイをさせて腋の下を大きく開き、体温計の先端を腋の下のまん中に置いて柄の部分を45度前下方に出すようにすると、小さい子どもでも体温計の大部分が皮膚に密着するので正確に測れます。時間がくるまで脇を閉じさせるように、上から腕を押さえておきましょう。そのほか、鼓膜の温度(つまりからだの中心部分の体温)を耳の穴から短時間で測れる体温計もあります。その場で何回でも測れるので、繰り返し同じ数字が出れば正確に測れていると判断できます。体温計を正しい方向に向けること、その方法での平熱を知っておくことが大切です。

回答者

福島県立医科大学 甲状腺・内分泌センター センター長

横谷 進

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