Question

赤ちゃんのいる家庭の救急箱

赤ちゃんがいる家庭では救急箱のチェックはどれくらいおきにしたらよいでしょう。また、薬以外で常備しておく必要があるものはありますか。

女性/30代

2021/12/21

Answer

赤ちゃんのために救急箱にはなにを入れたらよいでしょうか。どこまで家庭でするのか、医療機関にすぐにかかれるのか、によって答えは異なると思いますが、ここでは「こと」が起こったらすぐにその場でしたほうがよいことだけを考えてみます。4か月の赤ちゃんは自力ではあまり移動できないのでケガの危険は少ないですが、6か月を超えると大小いろいろとケガをする危険は増してきます。家庭で多いのは切り傷やすり傷でしょう。その場面でいちばん大切なことは、傷口を清潔にし、消毒することです。傷口に砂などが入っているようなら、そのときは痛がりますが水道水で傷口を流しながら清潔な指でなでるように洗い、異物を傷口に残さないことが大切です。異物が入っていると化膿する(うむ)ことがとても多く、また、なかなか治りません。傷口の消毒は市販の消毒薬でよいと思います。傷口からの出血が止まっていないようなら、清潔なガーゼで傷をおおい、上から指で圧迫して止血します。そのあとは、傷の大きさによってガーゼつきバンソウコウ(バンドエイド®など)を貼るか、ガーゼの上から包帯を巻きます。大きめの清潔な綿棒があると、傷口を洗ったり消毒薬を塗ったり止血したりするのに便利で、より清潔です。以上をまとめると、救急箱に用意したほうがよいのは、消毒液、ガーゼ、綿棒、包帯、包帯止めのテープ、ガーゼつきバンソウコウ、ということになります。そのほか、とげ抜きや虫さされの軟膏も、救急箱に入れておくとよいでしょう。飲み薬や坐薬については「常備薬」を、必要に応じて救急箱に入れればよいと思います。体温計も同様です。いずれにしても置き場所をわかりやすくしておくことです。救急箱の点検は年に3~4回、あるいは使用したあとに補充しておくという考えでも大丈夫だと思います。消毒薬の期限切れや、清潔であるべきガーゼなどが開封によって不潔になっている点に気をつけましょう。

回答者

福島県立医科大学 甲状腺・内分泌センター センター長

横谷 進

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