外食のメニューを選ぶポイントは？

外食中心の食生活で栄養バランスを崩さないためには、定食スタイルのメニューを選ぶことがポイントです。定食スタイルとは、主食、主菜、副菜がそろっているメニューです。丼物などに比べて、食品の組み合わせや量が適正になりやすいため、自然と栄養バランスが整います。

主食のごはんやパンなどは、エネルギーのほか、ビタミン類や食物繊維の供給源として大切です。ただし、食べすぎは肥満につながります。外食のごはん量は多い傾向にあるため、少なめをオーダーできるようであれば、お願いしてみましょう。

主菜は、肉や魚、卵、大豆・大豆製品の料理で、主にたんぱく質や脂質のほかビタミン類、ミネラル類の供給源になります。エネルギーをとりすぎないためには、脂身の多い肉や、とんかつ、唐揚げなどの揚げ物はときどきにし、煮物や焼き物、刺身などを選ぶとよいでしょう。

副菜は、野菜や海藻、きのこなどを使った料理です。主にビタミン、ミネラル、食物繊維などの供給源になります。外食ではとくに野菜が不足しがちです。なるべく野菜が多いものを選び、野菜が足りないメニューのときは、野菜や海藻を使った一品を追加するとよいでしょう。