Question

介護と看病の日々で、息子の結婚を喜べない

実家の両親の介護に加え、夫がくも膜下で倒れて寝たきりになり、3つの施設や病院を廻る日々が続き、絶望感からやっと抜け出せたと思ったら、頼りにしていた息子が結婚しました。 どうしても喜べず、自分は1人ぼっちだと思って立ち直れません。

女性/50代

2022/01/28

Answer

ご家族のなかに1人でも病人が出ますと、ご家族全体にたいへんな影響が出るものです。あなたの場合は実家のご両親に加え、ご主人までも病に臥しておられるのですから、心身ともにそうとうな負担がかかっていると思います。よくがんばって介護や看病をつづけておられますね。


ただこの度、頼りにされていたご子息が結婚なさり、心の支えを失われたような気持ちになっていることがわかりました。未来に向けての道しるべが見つからない苦悩が伝わってきます。心の重荷を少しでも軽くする方法をご紹介しますので、よろしければ参考になさってください。


本当は喜ばしいことなのに、祝福することができず、孤独感が募る気持ちを正直に綴ってくださいました。まずはそのようなつらい気持ちや苦しい気持ちを、十分に認めてあげてください。非常に大変な状況なのですから、喜べないのは仕方のないことですし、取り残されてしまったという気持ちになるのも当然だと思います。


気持ちにフタをせず、存分に悲しい気持ちや苦しい気持ちを確かめてみてください。そしてできれば、身近な友人や家族に寂しくつらい気持ちを話してみましょう。言葉にして外に出すことは、気持ちを軽くするためにとても効果があると言われています。


また、介護や看病の負担を減らしていくことも大事です。すべてを背負ってしまいますと、心身が休まらず、ますます追い詰められてしまう可能性があります。何よりもご自身の健康を第一に考えてあげてください。


もし疲れが溜まり気分が沈み、からだが思うように動かないようなら、しばらくお見舞いに行かないほうがよいかもしれません。施設や病院に毎日のように行かれて病人の世話だけをしていますと、心の底から笑うことができなくなったり、自分は楽しんではいけないのではという気持ちが起きたりすることがあります。


しかし、ご主人やご両親も、あなたが健康で生き生きと過ごされる様子を見る方が嬉しいはずです。くれぐれも病気の渦に巻き込まれないようになさってください。頼めることは人に頼んで、ご自分のからだを大切に守ってあげましょう。


自分へのご褒美を用意するという方法もあります。たまにはおいしいケーキを食べたり、映画を観たりして、ゆったりとこころをほぐしてみてください。ご子息に「ときどきは声を聞かせてほしい」と気持ちを伝えることも重要です。何よりも、あなた自身があなたのいちばんの理解者であることを忘れないでくださいね。無理せず歩んでまいりましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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