Question

母の終末期を夢に見て泣いてしまいます

両親とも、がんで亡くなり、母の時は、自分1人で看病していたのですが、そのときに見た母の終末期が鮮明に残り、夢にも出てきて、とてもつらいです。このつらさをどうすればいいのかわからなくて、毎日、泣いてしまいます。自分は、一体どうしたらいいのでしょうか。

男性/30代

2022/01/28

Answer

ご両親をがんで亡くされたとのこと。お母様のときには、1人で看病をなさり、最期を看取られたのですね。大切なお母様の死は、あなたにとって、とても言葉では言い尽くせぬほどのつらさだったのではないかとお察しします。


そして、お母様が亡くなった今、お母様の終末期を鮮明に思い出し、さらにつらくなっていらっしゃる様子。「夢にも出てきて」「毎日泣いています」との言葉からも、あなたの行き場のない苦しみが伝わってきて、胸が痛くなりました。


おそらく、看病なさっている間は気も張っていたでしょうし、気丈に対応なさっていたのではないでしょうか。けれど、お母様の終末期の様子はあなたにとって、やはりとてもつらいものだったと思いますから、こころの整理ができずに、それが色々な形であらわれ、苦しんでいらっしゃるのだと思います。お母様が亡くなり、張り詰めていた糸がほどけた今こそ、つらい感情がさらに押し寄せているようにも感じられます。


そのこころの整理には、いくらか時間がかかるかもしれませんが、まずは自分のつらい気持ちを親戚の方々や信頼できる友人など身近な方に話してみてください。


1人だけでつらい気持ちを抱え込んでしまうと、苦しい感情の堂々巡りになって、尚のこと辛くなってしまうでしょう。1人で何とか対処しなければならないのではなく、気持ちを言葉にして、つらい感情を出すようになさってくださいね。話すことが苦手であるならば、思いを紙に書き留めるのもよいでしょう。


言葉にするのがつらいときは無理をしなくてもよいですが、言葉にすることで自分の気持ちや感情に気づいて、心の整理への一歩につながることもあります。


また、周りの方々に自分の気持ちを伝えづらいときは、カウンセラーの力を借りてみてはいかがでしょう。第三者であるカウンセラーの方が話しやすい場合もあるでしょう。専門家として、あなたのこころの声に耳を傾けながら、こころの整理も含めた今後の気持ちの持っていき方などを一緒に考えてくださると思います。時間をかけて、定期的にやりとりしてみるのも1つでしょう。


だれかが自分のつらい気持ちや胸の内を少しでもわかっていてくれていると思うだけで、心強く感じることもあります。


しかし、つらい気持ちで過ごすうちに、眠れない日がつづくなど日常生活に影響が出ている場合は、医療機関での相談が優先となります。心療内科・精神科などの医療機関で、つらいこころの状態についてご相談され、専門医に対応方法を相談なさってください。


お薬でつらい心身状態をまず和らげてあげることも大切ですので、必要に応じてご検討くださいね。我慢を重ねないようにすること、どなたかのサポートを得ることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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