Question

用事がある日、とくに曇りの日に不調で寝込んでしまう

だいぶ前からなのですが、用事で出かけなければならない日に、どうしてもからだがだるく頭痛もして、出かける気持ちにならず、寝込んでしまいます。天気も影響していて、雨が降りそうな曇りの日に多いです。

とくに美容院、窓口で対応しなければならない役所や銀行などがしんどいので、どうしても体調のよいときにしか行けません。家族にもわがままに受け取られてしんどいです。

女性/40代

2022/01/28

Answer

以前から用事で出かけないといけない日に、からだがだるくなり、頭痛が起きてしまうとのこと。出かける気持ちになれず、寝込んでしまう状況がつづいているのですね。心とからだはつながっているので、だるくなったり、頭痛がすると気持ちも滅入ってしまうでしょう。出かける気持ちになれないのは無理もないように思います。


けれども、用事で出かけなければならない日に体調が悪くなる状況がつづくと、日常生活にも影響が生じて、お困りになることも多いと思います。ご家族にも、思うようにならない状態を理解してもらえず、わがままだと受け取られてしまうと、本当につらくなってしまいますね。今の状況をがまんしつづけるのはよくないように思いますし、現状改善に向けた対処を考えていく必要があると思います。


文面から伝わってくるご相談者の状態を考えると、まずはからだへの対処を優先に考えていかれた方がよいように思いました。先にお伝えしましたように、心とからだはつながっていますので、どちらかに負担が重なると、心身に影響が生じやすくなります。

おもに精神的な症状が出ている場合は、メンタルクリニックや心療内科などを入口にされるとよいと思うのですが、ご相談者の場合はからだのだるさや頭痛もありますので、まずは内科やかかりつけ医などに、現在の状態についてご相談なさってみることをおすすめします。加えて、女性として心身の変化が出てくる時期にさしかかっているように思われますので、婦人科の受診を検討されてもよいでしょう。


受診される場合は、いつ頃から今の心身不調が出ることが多くなったか、天気の影響もあること、これらのほかにふり返られてみて、気づいたことなどをわかる範囲でお伝えになるとよいでしょう。医師もご相談者の状態をより理解しやすくなります。


また、しばらく通院されるようであれば、ご家族にも受診につき添っていただくことをお願いしてみましょう。ご相談者の健康状態を理解してもらうために、必要に応じて医師から健康状態についての説明や今後の対処法などを、ご家族にお話ししていただくのも1つだと思います。


からだがだるいときは、無理をせずに休まれることが大切です。無理をしてしまうと、さらに疲れてしまうなど悪循環に陥りやすくなってしまいます。こなさなくてはならない、必要な用事はなるべくご家族の協力をお願いするなどして、1人だけで抱え込まないようになさってくださいね。そして、なるべくお早めに医療機関でご相談され、今後の対応を仰がれることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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